報道によると、いわゆる「風邪」が感染症分類5塁に指定されるとの事
そこで今回は「風邪」について考えてみます。
いわゆる風邪症状を起こすウィルス、微生物は数百種類あると言われてます。
おそらく、人類の歴史より古くから存在してるものも多いでしょう。
これらのウイルスや微生物に対し人体はいくつかの防御機構を持っています。
アルギニンから一酸化窒素合成これがスーパーオキシドアニオンと反応してパーオキシナイトライト合成~ウイルスや微生物の細胞膜やDNAを破壊人体を感染から守る。
これはほぼ副鼻腔内で合成されるため、鼻呼吸が非常に重要になります。
しかし、パーオキシナイトライトは生体の細胞も破壊しますから、速やかな還元が必要です。還元作用は緑茶のEGCGなどいいでしょう。
次に喉や鼻の粘膜を守るムチン
ムチンはグリシン、プロリン、グルタミン、VA,VC,亜鉛から合成されウィルスや微生物が細胞内に侵入することを防ぎます。
この二つの防衛線が破られ、体内へ侵入されると白血球などの免疫系の出番になります。
免疫系での対処の過程で炎症や発熱が起きます。
風邪症状は免疫系がウイルスや微生物と戦ってる証です。しかしパーオキシナイトライトもムチンも免疫系も無敵ではなく、NF-kbの過剰な活性化による、サイトカインストームなどを引き起こし最悪死に至る場合もあります。
むかしからかぜは万病の基といわれる由縁ですね。
ではこの生体の防衛線が破られる理由とは?
あまり聞きなれない理論かもしれませんがアントワーヌベジャン環境理論(細胞理論)
アントワーヌ・ベジャン(Antoine Béchamp)は、19世紀のフランスの化学者・医師で、彼の環境理論(細胞理論)は、微生物や病気に関する従来の考え方に対抗するもので、彼の理論の主要な要点は、健康と病気の原因を、微生物そのものではなく、それを取り巻く環境に求めるものです。
- 微生物と環境の関係:微生物が単独で病気を引き起こすわけではなく、体内の環境が病気の発生に大きく関与すると考え、微生物は体内で増殖し、病気を引き起こすためには、体内の環境が乱れている必要があります。つまり、体が健康で適切なバランスを保っている場合には、病気になりにくいという考えです。
- 細胞と健康:健康な細胞は強く、病原体に対して抵抗力があり、病気は細胞や体内の環境が悪化することで発生し、細胞自体が病気に影響されるという考え方です。
- パスツールの病原体理論との対立:ベジャンの理論は、ルイ・パスツールが提唱した「病原体理論(germ theory)」とは対照的です。パスツールは、病気は特定の病原菌やウイルスが原因で引き起こされるとし、病原体が病気の主な原因であると考えました。一方、ベジャンは、病原体が存在していても、健康な体内環境では病気を発症しないと主張しました。
- プロテイド理論(微粒子学説):ベジャンはまた、健康な体の中には微小な生命体の「マイクロジム(microzymas)」が存在し、これらが適切に機能していることで体が健康を維持すると考えました。彼は、マイクロジムが環境条件に応じて病原菌になる可能性があるとも述べています。(抗原提示シグナルMHCクラス1抑制されない場合など)
このマイクロジムはB細胞、T細胞、NK細胞と考えて良さそうです。
ベジャンの環境理論は、現代の微生物学や医学では支持されていません。パスツールの病原体理論が科学的に立証され、現在も採用されています。ただし、ベジャンの考え方は、体内環境の重要性を強調する点で、栄養学や免疫学の一部の分野において一定の影響を与えています。
この理論は埋もれてしまうには、健康にとって大きな損出だと思いますので、是非頭に入れて、日々の健康管理役立ててください!
環境理論では、風邪を含む病気から身体を守るために適切な栄養素摂取~ビタミンミネラルの適正量の摂取
酸化還元反応の正常化~抗酸化物質を多く含む自然食材の摂取
酵素活性が起きる体温維持~風呂に浸かる、首、手首、足首を保温
エネルギーの回復~睡眠、休息
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