分子栄養病理学研究会
新健康自主管理フェアやります!!!

初めての分子栄養学~呼吸と一酸化窒素~

一酸化窒素(NO)は中枢神経系では気体拡散によってシグナル伝達を行うガス状神経伝達物質で、末梢神経系ではNANC作動性血管拡張神経の伝達物質です。
ERDF(血管内皮細胞由来NO)は最強の血管拡張物質です。

NOはほとんどが副鼻腔で産生され高い殺菌作用を持ちます。
NO濃度の測定法は様々な方法がありますが、呼吸の仕方により大きく変化するため再現性が乏しい検査です。
逆に言えばNO濃度は呼吸によりコントロールできるのです。

一酸化窒素NOの生理的作用

生体内では酵素によってNO(厳密には短寿命のNO)がつくられ,強力な血管弛緩因子としてはたらいています。L-アルギニンと O2 からNO合成酵(nos)によって血管内皮細胞でつくられたNOは,拡散によって近傍の血管平滑筋細胞に作用し,細胞内の可溶性グアニルサイクレースを活性化してサイクリッGMP(cGMP)濃度を上昇させます。cGMPは血管平滑筋を弛緩させ、NOの標的である可溶性グアニルサイクレースはヘムタンパク質で,このヘムにNOが配位することにより活性化される.エンドトキシンショックによる血圧低下は,NOの過剰生産による血管拡張が原因である。
生体内での NO 産生は NO 合成酵素(NOS)による L -アルギニンから L -シトルリンへの変換反応の副 産物として生じます。
NOS には3種類あり、主な発現部 位やカルシウム依存性により神経型(nNOS)、誘導型 (iNOS)、内皮型(eNOS)の3種類に分類される。 nNOS と eNOS は恒常的に発現しており、生理的な作用 を生じる NO の発生源となっていると考えられている一 方、iNOS はマクロファージなどの貪食細胞が殺菌能を 示す際に必要となる大量の NO を産生するために必要と される。このように生体内においては、NOS から産生 された NO が隣接した部位において作用を示すことが基 本的な作用機序として考えられている。
呼吸以外にも軽度の運動により血管内皮細胞からのNO産生が増大し、腸内細菌叢もNO産生減の一つです。

パーオキシナイトライト

スーパーオキシドと一酸化窒素で生成するパーオキシナイトライトは生体内の強力なNOラジカルであり、DNAの開裂、タンパク質のニトロ化や水酸化、脂質の過酸化を起こしますが、この酸化力で強力な抗菌作用を発揮しマクロファージなどの貪食細胞による生体の自然免疫機能にも重要な役割を果たしています。
パーオキシナイトライトは他の活性酸素やフリーラジカル同様、身体にとってある程度は必要な物なんですが、増えすぎても困るのでスカベンジャーが必要になってきます。
パーオキシナイトライトに対して効果的なスカベンジャーは没食子酸エピガロカテキンEGCGです!
多分これを読まれてる方はなんじゃそりゃ~!聞いたことない!と思われたでしょう笑笑

簡単に言うと「緑茶」の成分です笑!

NOの生理的作用を十分に発揮するためにはマスクを外して、正しい呼吸を行い緑茶を飲む!ですね!
マスクをしているとNOの産生が阻害され血圧上昇、動脈硬化、免疫機能低下が起こると同時にストレス反応によりコルチゾール、アドレナリン上昇し血糖値の乱高下による低血糖症、副腎疲労の原因となり交感神経優位のため自己免疫疾患の原因ともなり、常に闘争・逃走反応が起きている状態になり身体はボロボロになってしまいます(´;ω;`)

これを防ぐためにもマスクを外し!正しい呼吸をし!緑茶を飲む!です

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