栄養素は本来なら自然食品から摂取し、サプリメントは補助的な役割と考えてました。
A・ホッファーの言う「ホールフード」や「地産地消」が理想的な食事で有ることは間違いないでしょう。しかしホッファーの時代と現代では食材に関わる環境が大きく変わってきています。
ホッファーやポーリングの時代には使われてなかった種類の除草剤や農薬、遺伝子組み換え作物、水、空気、土壌、海洋汚染などここ数十年で環境は大きく変わりました。
それに加えて日本では先進国中で1番多くの食品添加物が認められています。
食品添加物とは何か?
厚生労働省のHPによると
「保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの」とあります。
スーパーやコンビニで食品添加物の入っていない加工食品を見つけることが難しい状況です。
では食品添加物を全く摂らないことは可能でしょうか?
これは難しいと思いますので、食品添加物の中でも危険と思われるものを今回の記事で書いてみました。
健康自主管理で1番大事なことは
危険な物を口にしない!入ってきたら速やかに排出する!です。
しかし重金属と違い食品添加物の一部は身体から排出しにくく体内に蓄積するようです。
今のところ食品添加物の害を避けるためには、食べない!
栄養を過不足なく摂取して、代謝を正常に行う!しかなさそうですね。
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注意すべき食品添加物
- 増粘安定剤(トラガントガム)
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これはマメ科の植物トラガントの分泌液を乾燥させた増粘多糖類です。
ゼリー、ソース、ドレッシングなどに使われてます。
植物由来だから安全でしょうか?
動物実験の結果1.25%のトラガントガムを含む餌を96週間与えた実験ではガンの発生が認められてますが、用量依存性が認められなかったため食品への使用が認められています。 - ファーセラン
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ススカケベニ科の古瀬ラリアの全藻から抽出した増粘多糖類アイス、ヨーグルト、乳飲料等で使用
動物実験では目や上顎に異常が認められてます。 - カラギーナン
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ミリン科のキリンサイ属の全藻を加熱した水酸化カリウムで処理し、乾燥粉砕した増粘多糖類しゃぶしゃぶのタレ、ドレッシング、スープ等に使われてます。
これも動物実験では発ガン性が高くなる事が認められています。 - 保存料
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ツヤプシリン
ヒノキ科のひばからアルカリ性水溶液とヘキサンで抽出したもので別名ヒノキチオールともいい抗菌作用、抗酸化作用を持ちスナック菓子、麺類、生鮮食品に使用される。
これだけならいいのですが、妊娠マウスに体重1㎏辺りそれぞれ0.142、0.56、0.75、1.0gを1回だけ!経口投与した実験で生まれたマウスには「口唇裂」「口蓋裂」「短尾」などが見られヒノキチオールには催奇性があることが確認された。 - 亜硝酸塩(ナトリウム)
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ハム、ソーセージ、ベーコン等の加工肉や明太子
- 合成甘味料
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アスパルテーム
ショ糖の100~200倍の甘味を持つ。
発ガン性、内臓の異常、失明、視力低下、精子減少、パーキンソン病、うつ病などの原因となり、脳への悪影響がある物質と言えそうですね。 - アセスルファムk
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砂糖の約200倍の甘さを持ち、アスパルテームなどの甘味料と組み合わされることが多い人口甘味料です。カロリーゼロと表記されてる食品や飲料に多く使われていますね。難消化性で吸収されずほとんど尿として排出されます。吸収されないなら大丈夫じゃないんですね、肝臓や腎臓に負担をかけるだけではなく、甘味を感じることで膵臓が反応しインシュリン分泌促進や逆に低血糖に繋がる場合が有ります。
- 合成着色料
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動物実験では発ガン性が指摘されてます。主に菓子類、アイス類、飲料、漬物、紅ショウガ、ソーセージ、ハム、かまぼこやジャムに使用されていますがカステラ、スポンジケーキ、マーマレード、鮮魚、食肉などには使用が禁止されています。
- ソルビン酸、ソルビン酸カリウム
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最近やカビの発生を抑える多くの食品に使用されている、保存料です。
摂取量の多い添加物なので注意が必要です。特に前記した亜硝酸塩と組み合わせで添加されていると、化学反応を起こし強力な発がん物質が生成します。 - 防カビ剤
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非常に強い毒性を持ち発ガン性、吐き気、めまい、などが発生し輸入フルーツに使用されている。
アメリカからの輸入柑橘類の表面にワックスに混ぜられて使われています。
本来なら「制限された農薬」なのですが、なぜか食品添加物として認可されています。 - グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸等)
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酸性アミノ酸の一種でⅬ体のタンパク質構成アミノ酸
体の塩は神経伝達物質ですが、大量に摂取すると神経毒として神経細胞を破壊します。
グルタミン酸ナトリウムは興奮性神経伝達物質で過剰な摂取が神経細胞を破壊し、アルツハイマー、パーキンソン、知能障害、うつ病、めまい、注意欠陥障害、多動性障害、不眠などの原因となることが報告されています。 - 酵母エキス、たんぱく加水分解物
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ビール酵母の搾りかすに、酸や酵素を加え人工的にアミノ酸を作り出したもので、添加物ではなく食品に分類されていますので、無添加と表記できますが、アレルギー反応を起こすことがあります。
たんぱく加水分解物は肉や大豆、小麦を塩酸で分解しコクやうまみを作り出した物で長期摂取で腎臓への悪影響が指摘されています。
これを使えば鶏肉を使用しなくてもチキン味に、牛肉を使ってなくても牛肉の味を作り出すことが出来ます。
今回はすべての食品添加物を記載した訳ではありませんが、ほんの一部でも知っているだけで身体を守ることが出来ます。
上記の食品添加物は一応厚生労働省の認可を受けている物です。
しかし日本では海外ですでに禁止されている添加物もいまだに使用が認められています。
国が認可したものだから安全と思わず自分や家族が口にするものは自分で確認して購入するようにしましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうござました!
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